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さくらもちこわい。

おいしいものがこわい。かわいいものがこわい。最後に一杯、冷たいビールがこわい。

非モテ新入社員が社内恋愛しようとしたら撃沈した話

30代のチラシの裏

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4月に入り、ウチの会社にも新入社員がやってきました。

集会の場で挨拶する彼らは、若々しくて清々しくて瑞々しい。そんな彼らを見ていたら、自分の新入社員の頃を思い出しました。もちろん、甘い思い出じゃなくて黒歴史だけど。 

 

非モテ新入社員でした

高校は男子校、大学は工学部と、女っ気ゼロの環境で青春時代を過ごしたワタシ。当然ながら、バリバリの非モテ男子でした。もちろんモテたくなかったわけではありません。あわよくばモテたいと思っていましたよ。でも出会いがないからしょうがないと酸っぱいブドウを口いっぱいに頬張る毎日。 

しかし、大学を卒業して社会人になったら驚愕しました。新入社員の同期の中に女子がいるじゃないですか?その年の同期は16人中、女子が8人。その比率50%!?これ、工学部ではあり得ないくらい高い比率なわけですよ。300人中3人だったもの。1%?ファンタオレンジの果汁分か。

この女子比率の高さが非モテ男子に淡い期待を抱かせました。

 

「これ、社内恋愛に発展させられるのでは!?」

 

新入社員は1か月間研修でずっと一緒!しかも、その間に2週間の合宿生活もある!これは非モテでもあわよくば・・・。出会いは果たしたのだから、頑張ったら彼女ができるかもしれない。これは一念発起してみよう。

 

 

非モテ社員、努力する

とはいえ、大学時代のままでは勝負にならない。イケメンでもオシャレでもないんだから、何かアピールポイントを持つ必要がある。

「顔はダメでもやさしさで勝負しよう」
「料理男子はモテるらしい。料理でアピールだ」

 

それから・・・
東に悩んだ同期あれば、甘味を差し入れしてやさしく慰め。
西に腹を空かせた同期あれば、手料理を振る舞い。
南に飲み会でサラダが出れば、進んで全員分の皿に取り分け。
北に病気になった同期あれば、みかんやドリンク剤を差し入れ。

 

これは絶対モテる!モテないはずがない!!!

 

そして結果は・・・

それから1か月。研修終わりの打ち上げパーティ。気になる女子とも、そろそろいい仲になっているはずだ。勇気を出し、遠回しに自分のことをどう思っているか聞いてみた。

 

「すごくやさしくて気が利くし料理も作ってくれて・・・」

 

 

「お母さんみたい!」

 

 

!?

 

「ねー、みんなはどう?」

「あー、私もそう思ってた」

「安心するよね」

「これからお母さんって呼んでもいい?」

「あ、じゃあ私はおかんって呼ぶね」 

 

ッッッッッ!!!???

 

その後、同期同士で付き合いだしたカップルや結婚したカップルが生まれた。しかし、その中に「お母さん」「おかん」の名前を聞くことはなかった・・・。